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2月7日(木)、秋田県東成瀬村より鶴飼 孝教育長をお招きして「あたりまえから生まれる、子どもの未来」と題した講演会を開催、町内の教育関係者や保護者たちが聴講しました。
秋田県の南東部に位置する東成瀬村は、全国学力テストで常にトップクラスの学力を誇ることから、全国でも注目されている村です。国内だけでなく海外からも学校関係者などが視察に訪れ、上士幌町の教職員も過去に訪問しています。
講演の中で鶴飼氏は、「子どもたちを多様な価値観に触れさせること、子どもたちの主体性を活かすことを基本方針としている」「勉強だけでなく体験活動や地域活動などにも積極的に参加している」といったことを語るとともに、「学校では全校を挙げて毎朝読書の時間を設けたり、全校作文で体験活動の振り返りなどを行っている」と、具体的な取り組みについても触れていました。
さらに「子どもたちが間違うのは当たり前。間違いを責めるのではなく、間違ってもいいから堂々と自分の意見や考えを伝えられるようになることが大切」と語り、「子どもたちは聞いてもらいたいし、見てもらいたい。大人たちがしっかりと受け止めることも必要」と伝えていました。
また講演会の前には、ナイタイ高原太鼓の演奏、ヒップホップダンス、けん玉キッズクラブなど、上士幌町の子どもたちによるパフォーマンスが行われました。
講演をされた、秋田県東成瀬村教育委員会 鶴飼 孝教育長
ナイタイ高原太鼓「響」による演奏
ヒップホップダンスのパフォーマンス