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2月12日(火)、生涯学習センター「わっか」にて「支え合いのまちづくり講演会」が開催され、約20名が聴講しました。
本講演は、北海道教育大学函館校の齋藤征人准教授を講師に招き、主に道南地域の自治体で行われている「まちづくりカフェ」の事例紹介を通じて、地域でお互いを助け合い支え合う「互助」についてを学びました。
講演のなかでは、参加者たちが地域の困りごとを話し合う意見交換の時間が設けられ、「雪かきやゴミ出しなど今はできていることでも高齢になるとできなくなって困りごとになる」「住んでいる地域によって高齢者が多かったり転勤世帯が多くて住民が入れ替わったりとライフスタイルが違う。困りごとが地域で共有しにくくなっている」といった意見が出されました。
齋藤准教授は「公的なサービスは近い将来限界が来る。そのときに地域のなかで支え合い課題を解決する互助が重要になる。まずは課題を共有し、地域でできることを見つけていくことが地域包括ケアの構築にもつながる。上士幌町でもこうした取り組みを住民主体で進めていければ」と話していました。
講師を務めた齋藤准教授
活発な意見交換がされていました