2019年2月2日(土)・3日(日)、地域に新たな価値を創造するための人材育成を目指す「かみしほろ塾」の第3講(STEP.3)が行われました。
今年度の最終回となる今回は、ワークショップデザイナーのタキザワケイタさんを講師に招き、2日間の実践的なワークショップを通じて、上士幌町の新規ビジネスプランをデザインしました。
2日はレゴブロックを使ったワークで一人ひとりがビジョンメイキング。頭で考えるよりも手を動かしてかたちをつくっていくことで自分自身の思考を整理します。その後に、SWOT分析を用いて上士幌町での新しいビジネスを発想しました。
3日は、3分間という時間のなかで、決められたテーマに沿ってビジネスのアイデア出しを行う「3分間アイデアソン」を実施。3分経ったら次のテーマが出され、また3分間でアイデアを出すことを繰り返します。
最期に、これまでに出たいくつものビジネスアイデアを、チームに分かれて具体的なプランまで落とし込み、プレゼンテーションを実施。タキザワさんからは「この2日間で面白いアイデアがいくつも出てきた。ぜひこのなかから一つでも具現化を目指してください」とエールが送られました。
また最後に、今年度の起業塾の総括として松井塾長より講評が述べられるとともに、起業して成功するための心得として「一所懸命であること」、「企画力・実践力」、「未来思考と大局的考察」の3つが必要であるなど、受講生への激励をされていました。
「かみしほろ起業塾」は、上士幌や十勝をイノベートする人材育成を目指して、来年度も継続して開講する予定です。
「かみしほろ起業塾」へのお問い合わせは、株式会社生涯活躍のまちかみしほろ(TEL:01564-7-7630、E-mail:info@kamishihoro-town.com)まで。
レゴブロックを使ったワーク
チームになることでお互いのアイデアを共有します
浮かんだアイデアは紙に書いていくことでよりイメージが具体化されていきます
最期はチームごとにビジネスプランを発表
講師を務めたタキザワケイタさん
総評を述べる松井塾長