10月6日(土)・7日(日)、地方創生をテーマにした生涯活躍かみしほろ塾「総合講座」第Ⅱ期が、町山村開発センターで開催されました。
「地方の未来を創るイノベーション」をテーマにした第Ⅱ期では、AIやICTなどを活用した地方創生術などについて学びました。
6日は「誰もが輝くプラチナ社会 地方が日本を救う」と題して、プラチナ構想ネットワーク会長/株式会社三菱総合研究所理事長/元東京大学総長の小宮山 宏氏が講演したほか、株式会社農業情報設計社 代表取締役の濱田安之氏、東京大学准教授の菊池康紀氏が登壇。
また、「再生可能エネルギーによる地域活性化の戦略」として和歌山県庁の大澤一岳氏、神戸大学大学院の尾下優子氏、上士幌町資源循環センターのセンター長の林 宏行氏と菊池氏による講演も行われました。
7日は名古屋大学大学院教授の加藤博和氏、気象予報士の菅井貴子氏、北海道大学大学院教授の川村秀憲氏、東京大学教授の須田義大氏がそれぞれ講演。
最後に、川村氏、須田氏に加えて北海道総合通信局長の藤本昌彦氏、株式会社トラストバンク取締役の上村龍文氏、SBドライブ株式会社社長の佐治友基氏の5名によるシンポジウム「第4次産業革命 AI・ITで暮らし、仕事、地方はどう変わる」が行われました。
また同日には、会場外でAIやITを活用した自動運転バスの試乗会も開催され、多くのかみしほろ塾参加者がバスを体験しました。
生涯学習かみしほろ塾「総合講座」は、2019年2月9日(土)・10日(日)に「支え合う地域社会を目指して」をテーマにした第Ⅲ期が開催されます。
受講のお申し込み・お問い合わせは
株式会社 生涯活躍のまちかみしほろ(TEL: 01564-7-7630)または下記のURLまで。
http://kamishihoro-town.com/kamishihorojuku/
6日に特別講演を行った小宮山氏
「新たな農業生産を創造するスマート農業 十勝から世界への挑戦」と題して講演をした濱田氏
「スマートエコな地域システム〜技術・経済環境と行政の関わり〜」と題して講演をした菊池氏
6日最後に登壇した大澤氏(左)、尾下氏(中)、林氏(右)
7日に講演した加藤氏。題目は「人口減少と高齢化時代に対応した公共交通革新を目指して〜AI・ITのかしこい活用を念頭に〜」
「気象予報士・菅井貴子が北海道に移住したわけ」の題目で講演した菅井氏
「AI(人工知能)・ITの進化と第4次産業革命」と題して壇上に立つ川村氏
須田氏の講演「自動運転バス 実用化のカウントダウン」
第Ⅱ期最後はシンポジウムが行われた。左から須田氏、藤本氏、上村氏、佐治氏。進行は川村氏