7月28日(土)、「かみしほろ起業塾」がスタート。地域に共鳴する価値を創造したいという志を持った17名が受講しました。
「かみしほろ起業塾」では、カリキュラムを3つの段階(STEP 1〜3)に分け、新規事業立ち上げの実現性を段階的に高めていくことを目指します。
STEP 1の初日であるこの日は、インサイトマネジメント株式会社代表取締役の坪井真一氏と、株式会社karch代表取締役の若杉清一氏によるワークショップと講義が行われました。
自身も2006年に帯広に移住して経営コンサルタントとして起業した坪井氏は、起業の心得や準備を説くワークショップと講義を実践。「地方での起業は、誠実であることやニーズに応えていく事業であることが大切」と、自身の経験も交えながら語りました。
続く講義では若杉氏が、今年上士幌町に設立した地域商社であるkarch代表の立場から、上士幌町でのビジネスチャンスについての講義を行い「ビジネスをつくるヒントは、不便・不満・不安を解消すること。さらに地域全体を商品化し、ここでしかできないものを作り出すことが差別化になる」と、話しました。
STEP 1の2日目である29日(日)には、株式会社原口経営コンサルタントオフィス代表取締役の原口勝全氏と、税理士法人竹川会計事務所代表社員の竹川博之氏の講義が行われます。また、特別講話として、かみしほろ起業塾塾長の松井利夫氏も登壇します。
STEP 2は10月13日(土)・14日(日)に開催され、十勝で活躍するイノベーターの現場を視察。2019年2月2日(土)・3日(日)に行われるSTEP 3では、新規事業のコンセプトづくりを行います。STEP 2または3からの受講も可能です。
受講のお申し込み・お問い合わせは
株式会社 生涯活躍のまちかみしほろ(TEL: 01564-7-7630)または下記のURLまで。
http://kamishihoro-town.com/kamishihorojuku/
「細かく計画を練るよりも、まずやってみて課題を見つけることが大切」と坪井氏
ワークショップを行う受講者たち
「アリものの組み合わせでも新商品開発はできる」と若杉氏