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「Youは何しに上士幌へ？」上士幌高校で移住者インタビュー！

5月16日（木）、上士幌高校3年生の学校科目「上士幌学」で、移住者インタビューの授業が行われました。

上士幌高校では、生徒が地域理解を深めるための学校科目として「上士幌学」を開設し、さまざまな学習に取り組んでいます。

授業では、都会から上士幌町へ移住した理由を移住者に聞き知ることで、上士幌の魅力についての考察を深めました。

今回、移住者として生徒の前に立ったのは、埼玉県川越市から移住してきた小嶋さん夫妻と、網走市から移住をしてきた高橋さんです。

2018年に移住をしたという小嶋さんに移住のきっかけを聞くと、「もともと北海道が好きでいつか暮らしたいと思っていた。半ば諦めていたけれど、東京で移住フェアなどに通っているうちに上士幌や十勝の人たちと知り合って、後悔しないためにも行くなら今しかないと思った」と話してくれました。

また、高橋さんは「移住のきっかけは今やっている社会教育の仕事だったが、上士幌に来たことで気球の楽しさを知ったり、地元の人たちの優しさに触れることができた。何より、仕事を通じて子どもたちの成長が見られることがすごくうれしい」と伝えました。

生徒からの「上士幌に来て良かったことは？」という質問に小嶋さんは、「一番良かったのは子どもが成長したことと、新しい人とのつながりができたこと。町で流行っていたけん玉を初めて、おとなしかった息子が積極的になって、けん玉を通じて町内だけでなく道内や全国にもコミュニティの輪が広がった」と語ってくれました。

移住者の目線で語られる上士幌に、生徒たちも驚いたり頷いたりと、授業を通じて新しい上士幌を発見していました。